きのみちブログ
話し上手は、聞き上手。
人前で話す機会が以前より増えてきています。
その中で、なんとなくですがお話しする時の目標というか目的というか、
求められるもの求めるもの、それぞれ種類があるなと感じます。
求められて(役割で)話すケースと、伝えたくて話すケースに分かれるのかな・・・。
求められて話すケースは形が大事なのでしょうか。
時には台本があったり、こういう内容を話してくれとか、求められるその立場に見合った内容のお話をさせて頂くケース。人前で話すのはまだまだなれませんが、それでも、気持ち的にはこちらのケースは比較的楽かもしれません。
なんかの会の挨拶とかがまさにそれかもしれません。そのお役目の人がいないと進まないし締まらないので誰でもいいのだけど、誰かがやらなきゃ。という場合がまさにそうかもしれません。聞いていない人がいてもそんなにへこみません。
今年は会社を上げてセミナーに取り組もうと思っています。こちらは伝えたいケースになるのかなと思います。
実はすでに社員の皆さん巻き込ませていただいて何度か挑戦していますが、
リフォームセミナーを金融機関さんでやらせて頂いたり
見学会で耐震セミナーや、断熱セミナーなど取り組んでみたり
相続セミナーを定期開催してみたり
⇧リフォームセミナー
⇧相続セミナー
⇧見学会(耐震・断熱セミナー)
こうなってくると準備が大事になってきますね。
何をどう伝えるかの内容づくり。
資料を作り出すとアレコレ伝えたいことが出てきて、
伝え方も事例を交えたり、話す事柄の順番を入れ替えてみたり戻したり、
より効果的にやろうと考えたりするとナカナカ大変な作業です。
人前で話す緊張感と、この限られたチャンスの限られた時間の中で相手に何か残したい、私が伝えたいことをわかってもらいたいという緊張感。
準備したものが正解だったか、聞き手にうまく伝わるように話せたかが問われますので、
本当に簡単ではないなと感じます。
聞いてくださる方の反応がとても気になりますね。反応が悪いとてもへこみますしね。
余談ですが人前で話すとわかりますが、聞いてくれていない人、寝ている人、スマホいじっている人、すごくよくわかります。あ、面白くない話してしまってるってすぐに感じます。
それでも、場数踏んだり、練習を繰り返すと話の流れも勿論つかめますし
もっとも伝えたいポイントも見えますし、そこへ向けての話の盛り上がりの持っていきかたも自分なりに見えてきます。
コツとしては棒読みでなく、自分の言葉で話すことができると相手に伝わり、飽きさせない寝させない話ができるのかもしれませんが、それはめちゃめちゃハードル高いです。
最終的には、聞く方の身になって話すのが重要なことなのではないかということに気が付き、本当に伝わる話し方ってそのあたりが大事なのかなーっと思い始めていた時に
この方の話を聞く機会がありました。
久保ひとみさんです。
浜松地域貢献パートナーズ「つなぐ」の活動で、メンバーの杏林堂薬局さんの計らい
で杏林堂薬局主催「女性の活躍推進応援セミナー」にて「つなぐ」のPRをさせて頂く機会があり、あわせてお話を聞いてきました。
もちろん静岡の誇る名アナウンサー(レポーター?)ですから、トークの質はまるで別次元です。すごく話が旨い。声も通るので聞きやすく、テンポもよくて、人を楽しませてくれる。
比べるものでもありませんが、本物ってこれなんだろうなと思いました。
何が本物かって、会場の雰囲気が
久保ひとみさんが一方的に話をしている訳でなく
1対1で話しかけているように会場の聴衆に話しかけ、共感を得ながら、
ご自身が話しているようで、実は会場の皆さんの聞き役をやっているような感じでした。
よく話し上手は聞き上手とききます。
聞き上手の人が黙ってうなずいていると相手が「あの人の話はおもしろい」と感じるようですね。不思議ですね。
したがって
いくら準備をしても、いくら上手に話をしても
聞く人の身になっていなければ
伝わらないのだなと感じた次第です。
聞いていただく側の方のお話をよく聞き共感することで
こちらの伝えたいことも共感してくださるのかもしれません。
聞く人の身になってお話ができるようになってみたいです。
そのために必要なことを深掘りしていこうと思った次第です。
弊社のバリューとして
3つの価値観、提供価値を定めていますが
そのうちの一つ
心(しん) 傾聴し、寄り添う安心感
があります。
実現に向けて進歩していきたいと思いました。