きのみちブログ

三立木材マスコットキャラクターのイラスト

ES > CS

ES = CS という感覚が個人的にはしっくりきていますが、

いろいろ学ぶと ES > CS なんですね。

「社員満足無しの顧客満足はあり得ない」んだそうです。

ということはもう、鶏と卵ではなく、明確にESはCSに先行しなければ

ならないということ。

 

日経新聞にこんな記事が出ていました。

(出典:2024年5月7日 日本経済新聞)

 

プラチナ企業という会社があるようです。

内容的にはとても素晴らしく、目指したい会社の在り方のようです。

理想形ですね。

ホワイトでは働く人もイマイチに感じると聞きます。わかります。

 

(株)PARADOX 鈴木祐介さんの著書「なんのために経営するのか」

にあるような、いわゆる「叶えあう組織」がきっとプラチナなんでしょう。

上記、日経新聞の記事にもあるように、会社と社員の目指す方向が一致している状態。

 

※図1

今年、弊社の取り組みの肝が会社と社員の志設定なのですが、

なかなか難しいです。

もちろん私の導き方が未熟なのが原因なのですが、まずは企業の志を

きちんと明確に伝えられている、

もしくは活動として形にできていないと社員には解りにくいんですよね。

 

MVVは言語化させていただいていて、取り組みとして「森林ツアー」や

このブログがまず始めたことなのですが、

日頃の業務や取り組み方などにはまだまだ落とし込めていない所が多い。

これからの話なので、慌ててもいけませんが、その辺ができて来ると

「社員の志」も「企業の志」に寄ってきて「同志度」が高まってくるのかな。

言っていることと、やっていることと、やりたいことが揃う感じですよね。

 

あと、やはり、今までうちの会社も長い間「トップダウン」型でありましたし

私もともすると、そういうところがあるかもしれませんので、なんともですが

社員の皆さんには社長の顔色は見ていてほしくない。

 

見てほしいのは「企業の志」であり、企業理念である「顧客第一」の所。

経営者も社員も一緒に「企業の志」の実現に向けて同じ方向を向きたい。

 

※図2

この実現のために、まずは、「社員満足」を高めましょうって話ですね。

 

本当の顧客って誰だって議論もありますが、

本当の社員満足ってなんだって議論もあります。

 

給料がいい。休みが多い。

これはもちろん大事ですがどうやらそれだけでは「ホワイト」止まりですね。きっと。

ホワイトにも成れていないのでだいぶ生意気なこと言っていますけど・・・。

 

本当の社員満足は

「仕事や会社に対する誇り」

「やりがい 達成感」

「自己実現感」

この3つのようです。

 

プラチナ企業はこの3つを社員と共有できる素晴らしい会社なんだと思います。

どう素晴らしいって、きっと仕組みや制度として社員満足を上げる仕掛けを

努力して工夫して作り上げ、実行して実践して、日々改善しているんだろうと思います。

 

うーん。私もホワイトを飛び越えてプラチナを目指したい

プラチナになって最高の顧客満足を提供したいなと感じる次第です。

 

 

※図1,図2:2023年発行㈱かんき出版 鈴木祐介著「なんのために経営するのか」P.115,232引用

 

 

ところで。

 

互大商工(株) 坪田社長の提案で少し関わらせていただいた

「浜松産天竜材のFSC間伐材木製パレット」

浜名湖花博2024の会場にてお披露目されたようです。

 

天竜森林組合さんで作られているこの天竜材のパレット

とても面白い仕組みで運用されています。

また紹介できればと思います。